ワンピース ネタバレ 739 確定 画バレ 日本語 [ワンピース ネタバレ 739 確定 画バレ 日本]
ワンピース ネタバレ 739 確定 画バレ 日本語
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ドゴオオオオン!!
幹部塔に突き刺さる船。
「うわああああああ!!!」
ウソップ、小人たちだけでなくシュガーもびっくり。
「トレーボル様がご乱心だああ!!」
「幹部塔が崩壊してるぞおお!!」
交易港も大騒ぎ。
崩れ落ちる幹部塔を冷静に見つめてるトレーボル。
幹部塔の外周が完全に崩れ落ち、リフトの筒？だけが残る。
倒れているウソップをこっそり起こしにいくロビン。
（ウソップ! ウソップ起きて!!）
（んがっ!!）
ロビン
「はあ…はあ…無事で良かったわ…」
ウソップ
「おいロビ…んぐっ!」
とっさにウソップの口を塞ぐロビン。
ウソップ
（何が起こってんだ!? 急にバカでけえアヒルが飛んできたぞ!?）
ロビン
（レオたちが捕まっちゃったのよ!）
ウソップ
（なんだとっ!?）
視線の先には、トレーボルの鼻水にまるで虫のように引っ付く小人たち。
そしてトレーボルを蹴っ飛ばすシュガー(笑)
トレーボル
「んねー、他にも仲間がいるよねー、んねー」
「名前教えてねー」
「それだけは絶対に言わないれすよ!!」
義理堅い小人たち。
ウソップ
（よし、絶対喋るんじゃねえぞ! おいロビン、今のうちに逃げるぞ!）
トレーボル
「実はそいつと友達なんだよねー、でも名前なんだっけ…」
レオ
「ウソランドのことれすか？」
ウソップ
（うおおオイ!!）
トレーボル
「かかったな!! 友達じゃないもんねー!」
レオ
「卑怯な! 騙されたれす!」
トレーボル
「そういえば片足の兵隊も仲間か？」
レオ
「今度こそ言わないれすよ!」
トレーボル
「まあ知ってたけどねー」
レオ
「知ってるなら隠してもしょうがないれすね・・」
トレーボル
「そうかやっぱりか」
レオ
「また騙されたれす!!」
トレーボル
「だいぶお前らの繋がりが分かって来たもんねー」
レオ
「…それでもお前らはもう終わりれす!! 仲間たちを返せ!!」
トレーボル
「その鼻水はな、可燃性なんだよね～…!!」
そういって火のついたマッチを放り投げるトレーボル。
ボンッ!!!!
「ぎゃあああああ!!!」
大爆発が起こる。
「今度は何なんだ！？」
「トレーボル様!!」
港の部下たちも大騒ぎ。
ガレキをかき分け、レオを探し出すウソップ。
ウソップ
（レオ! おいレオ!!）
「もう逃げよ…い、いやお前らは逃げろ!! あんな奴に適いっこねえ!!」
ぼろぼろになっているレオ。
レオ
「グフ…そんなわけには…いかないんれすよ…早く…」
「早くＳＯＰ作戦を…やり遂げないと…」
「それさえうまくいけば…隊長が必ずドフラミンゴを倒してくれるんれす…」
「急がなきゃ!! 隊長が待ってるれす!!」
再び魂に火が付いたレオ。
場面変わり、王宮１Ｆのリフトでは。
「おおおお、ハイダアアーー!!」
ガシャアアン!!
ラオＧの強烈な蹴りをくらい、壁に叩きつけられるおもちゃの兵隊さん。
「隊長ーー!!」
カブさんが叫ぶ。
兵隊さんは力なく、崩れ落ちる。
ふと、今朝の記憶が蘇る…
「ドフラミンゴが七武海を降りるとよ!!」
「しかもドレスローザの王位も放棄だと!?」
「これでヤツはもうただの一海賊だな!!」
「オレ達もやっと解放されるんだ…!」
喜ぶドレスローザの元兵士たち。
おもちゃの兵隊の元にも小人たちは駆け寄る。
「隊長! 新聞見ましたれすか!?」
「仲間たちもかえってくるれすよね! もう闘わなくてもいいんれすよね…？」
隊長
「いや…あれは"誤報"だったそうだ…」
小人たちの間に衝撃が走る。
さらに、レベッカと口論をしている兵隊さん。
兵隊さん
「落ち着けレベッカ…! お前の怒りも分かる、私だって同じ気持ちだ…だが早まるんじゃない!!」
「我々の準備も整っているんだ！」
レベッカ
「イヤよ! 待てるわけないじゃない!」
「いきなり天国から地獄に突き落とされて…みんなだってもう限界なの!」
ーおれたちはもう処刑の日を待つだけさ…ー
レベッカ
「１０００勝したら解放してやるだなんて…そんなの希望じゃない! ただの絶望よ!!」
「三千戦無敗、"伝説の剣闘士キュロス"!? あんなのニセモノじゃない! みんな分かってるわ!」
「毎日死んでいく囚人たちが、いつかああなりたいって…創り上げた幻想の像よ!!」
「そんな叶わない夢を見るぐらいなら今日の大会に、このチャンスに賭けるの!!」
兵隊さん
「なにがチャンスだ!」
「お前が勝ちあがれるような大会ではない! 命を落とすかもしれない試合になる、出場は絶対に許さん!!」
「ヤケを起こすな! たかだか１６の小娘が、大人の真似事をするんじゃない!! お前はまだ子供だ! 大人の言うことを聞かんか!!」
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レベッカ
「なによ! 親でもないくせに!!」
「ヤケになってるのはそっちでしょ! 作戦が何よ!! ドフラミンゴに勝てるわけがないじゃない!!」
「あなたはただの片足の…オモチャに過ぎないじゃない!!」
黙る兵隊さん。
レベッカは言いすぎたことに気付く。
兵隊さん
「そうだな、お前の言う通りだ…」
レベッカ
「あ……ううん、違うの…!」
立ち去る兵隊さん。
兵隊さん
「余計なお世話だったな…まあ出場しないことを望んでいる、それだけは分かっててくれ」
レベッカ
「…違うの…!! あたし…兵隊さんが死にに行くような気がしたの…だから……!」
「ごめんなさい、兵隊さん!! お願い待って…!!」
「兵隊さああん」
泣き崩れるレベッカ。
兵隊は振り返ることなく去っていく。
回想終わり、ラオＧの前にもはや立ち上がれない兵隊さん。
場面変わってコロシアム。
「やああああ!!」
剣を構え突撃していくレベッカ。
実況：
これは珍しい!! 決して自分からは攻撃をしかけない、あのレベッカが自ら斬りこんでいく～!!!
ガキイイン!!!
ディアマンテの足を斬るが、びくともしない。
ディアマンテ
「なんだその剣は…刃がねえじゃねえか」
「ここは殺し合いの場なんだよ!!」
レベッカの剣は両側が"峰"になっている、斬れない刀だったのだ。
手に持った時計？をその能力で変形させるディアマンテ。
みるみる内に棍棒に変わる。
ディアマンテ
「他人を斬りたくねえなら、代わりにお前が血を流せ…!!」
レベッカの足を踏みつけるディアマンテ。
ディアマンテ
「観客を喜ばせろ!!」
逃げられないレベッカ、なす術なく攻撃を喰らってしまう。
実況：
直撃だーー!!
"無敗の女"もなす術なし!!
「ディアマンテーーー!!」
観客は大盛り上がり。
その様子を横目で見ていたサボ。
サボ
「くそっ、おいマスクメロン!」
バルトロメオ
「いやバルトロメオっすよ!!」
サボ
「アイツを守ってやれ!」
バルトロメオ
「えっ!?」
驚くバルトロメオ。
倒れるレベッカに、ディアマンテが語り始める。
ディアマンテ
「おいレベッカ、お前の母親スカーレットの死にざまを知ってるか？」
レベッカ
「!?」
ー何か食べ物を買ってくるからねー
母の最期の言葉が蘇る。
ディアマンテ
「あのオモチャの兵隊が泣き叫んでてよ…ありゃあ惨めだったぜ」
レベッカ
「!?」
ーはあ…すまない…君のお母さんを…守れなかった…ー
スカーレットを抱いた兵隊さんの姿が浮かんで来る。
場面変わり、王宮１階のリフト。
兵隊さんＶＳラオＧ。
ゴゴゴゴ
王宮が揺れている。
ラオＧ
「なんだこの揺れは…ピーカの奴か？」
「何を暴れておるのだ…？」
「行かせんぞ!!!」
ガシッとしがみ付く小人たち。ドレスローザ軍隊長のタンクみたいな顔ですね。
「今だカブさん!!」
「分かってる!!」
カブさんは兵隊さんの元へ。
「立てますか、隊長!」
「す、すまない…」
ラオＧ
「おい、離さんかこの小人ども!!」
小人
「急げーー!」
ラオＧを足止めしているあいだに兵隊さんを運ぶカブさん。
兵隊さん
「待て!! 彼ら殺されるぞ!!」
カブ
「前だけを向いて下さい隊長! みんな始めから命懸けれすよ!!」
兵隊さん
「何をバカなことを!」
カブ
「あなただけは前を向くんれす!!」
「レオ班のＳＯＰ作戦が上手くいったとしても…ドフラミンゴが生きている限りまた元通りれすよ!!」
「ドフラミンゴを倒せるのはあなた一人だけなのれすよ、隊長…!!」
一方、交易港の幹部塔。
ウソップ
「隊長がいったい何なんだ、レオ!」
「なぜお前らみんなしてアイツに賭けるんだ!?」
ウソップ
「ただの片足のオモチャじゃねえか!!」
レオ
「もともと、オモチャにされた者は"契約"を交わされ、どんな命令にも逆らえない"労働者"になってしまうのれすが、この国で初めてオモチャにされた隊長だけは、シュガーが契約を忘れるという重大なミスを犯したのれす!」
「隊長は言わば１０年前のミスから生まれた存在、この国でただ一人ドンキホーテ一家に逆らえるオモチャ、だからこそ隊長は１０年ものあいだ、たった一人で戦ってきたのれす」
ウソップ
「…………」
レオ
「彼がいなければ、オモチャ達は一人残らず泣き寝入りしていたでしょう!」
「僕たちトンタッタ族も、みんな奴隷にされ、それに気が付くことすらなかったはずれす」
レオ
「彼の苦しみを聞かなければ、絶対にこの国は救われないのれす!」
「彼には全てを賭ける価値がある!」
「もう誰も覚えていないけど、かつて彼を知らない者などこの国にはいなかった…彼の名はキュロス!」
「コロシアム史上最強の戦士!! それが僕たちの隊長なのです!!」
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